寄り道しるべ

人生、寄り道したっていいじゃないか!むしろ寄り道大歓迎!という思想のもと、寄り道アドバイザーを名乗っております。日々を少し良くするエッセンスを発信していきます。好きな言葉は急がば回れ。

読書嫌いにこそ読んで欲しい本への向き合い方

本って読みますか?
読むのは好きですか?
 
良く教養として~~なんて言ってくる人がいて
なんじゃい!と思うことはありますが、そういう話は置いといて、私は本が好きになった側です。
 
小さい頃は全く読まず、読書感想文とか大嫌いでした。
しかしながら、いつからか本を読むようになり、良も増えました。
「本なんかにお金と時間をかけるなんて…」と思っていたのが不思議なくらいです。
 
自身の経験から本を好きになった理由とその過程、メリットなどを紹介したいと思います
 
1.本を好きになった理由
一言でいえば、1人では経験できないことが疑似体験できるから。
はじめはファンタジー物の本から入った気がします。いきなり日本文学色満載の小説は難しかった。映画等の原作なんかでもいいと思います。とにかく非日常を楽しめるような内容であれば読むこと自体が楽しくなってきます。
内容が楽しい→字を読むことが楽しい→どんどん読み進める
といった流れです
本が苦手な頃は字を読むこと自体が苦痛でした。その上で内容理解なんてできるはずもなく…。当たり前ですね。
決して当時計画的にやった訳ではないですが、結果的に良い流れで読書に対する抵抗を減らして行けたと思います。
 
2.本好きになる過程
本を読むことが楽しくなってから、小説の幅を広げていきました。流行り物やライトノベルなんかも読んで、国語の授業で見たことあるなーなんてやつも読んで。すると小説の中で出てくる言葉や思想がどこから来るのか、その原典が気になってきました。そこで次に手を出したのが解説書のようなもの。最近だとマンガでまとめられているものもありますね!原文を読むとまだ拒絶反応を示していましたが、解説書は原文を引用しつつ分かりやすく書いてあるので抵抗感なく読めました。そうそう、このあたりで古典なんかにも手を伸ばしましたね。とにかく本を読んで知識が増えるのが楽しくなってくる時期があります!
 
3.読書のメリット
私が感じる読書のメリットは3つです。私が本を好きになって本当に良かったなと思うことは3つ目に書きますね。
1つは知識が増えること。本は知識の宝庫だと思います。知識が増えることで多くのことが分かるようになりますし、何より考える力がついてきていると感じます。考える力がつくことで、それまでただ受け入れていたことにも疑問を持てるようになり、さらに学ぶという良い循環ができています。
2つ目は字を読むのが速くなること。速く読もうと意識しなくても、だんだん速くなって行きます。と言っても速読のようなスピードではないので注意。音読よりは速いと感じるくらいのスピードです。これは、字を追うのが速くなってくるのと、文章の書かれ方が分かってくるので次の言葉をある程度予測できるようになるからだと思います。個人的な意見ですが、速く読もうとすると字を追うことに集中し過ぎて内容が頭に入ってこないです。これだと「本を読んだ」というよりは「ページを早くめくった」だけであんまり意味がないなと思いました。始めはゆっくりでいいので内容を頭に入れることを意識した方がいいかなと思います。
3つ目は情報を整理する力がつくこと。1つ目の知識が増えることにも繋がりますが、違う本の共通する内容、考え方を見つけることができるようになります。「知らないこと」を発想するのはかなり難しいので、どんな本でも1度読んで頭の片隅に知識を入れておけばいつかどこかで役に立つときが来ます。一見関連しないようなことでもやってる(考えてる)ことは同じだったり、複雑そうに書いてあることを単純化して理解できたりします。情報を整理する力がついたことで、本だけでなく、日常生活でも変化がありました。断片的な情報をたくさん出して会話する人や話の筋道の分からない人と会話しても、伝えたいことを素早く理解できるようになるため、多くのことが円滑に進むようになりました。
 
以上、私の本に関する経験でした。
始めにも述べましたが、教養のためにーとか、一人前にーとか言うつもりはありません。実際、本を読んだからといって教養はつかないと思いますし(その人が教養と呼んでいるジャンルの本を読めばつくのでしょうが…)、私は本を好きで読みますが半人前です。
ただ、やることなくてダラダラ過ごすくらいなら本読もうかな、くらいのスタンスでも少しずつ毎日に変化があるよってことを伝えたかった。
本を毛嫌いしている人は特に試してみてはいかがでしょう。
 
それでも、字を読むのが嫌い!面倒!時間がない!
という方はこちらをどうぞ。本を代わりに読んでくれます。
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