自分って三日坊主だなー
なんて思っている方、多いんではないんでしょうか。
かくいう私も飽きっぽいのか、あまり物事を続けられてないなと思うことが多くあります。
そんな仲間に知っておいてほしいことを2つ紹介したいと思います。
1.意志の力は継続には向かない
何かやろうとして、続かないなと思っている人は「気持ち」とか「気合い」に頼っている傾向にあると思います。
どうでしょう、思い当たりませんか。
理由や工夫もなく「とにかく頑張ろう」とか、
「気分が乗らなくてさぼった分は明日取り戻そう」とか
やってませんか。
かつてはわたしもやってました。続けよう、続けようと思ってもなかなか続かないんですよね(笑)
結局、できてないことに目が行ってしまって
「もうダメだな」
なんて思ってやめてしまう。そんなことが多々、ありました。
ただコレ、仕方のないことだったんです。
というのも、人の顕在意識による行動って5%だそうなんです。
意識して行動しているのは5%、つまり
「頑張ろう」として「頑張れる」のは潜在意識の20分の1の割合。
たいてい、何か続けたいと思っているときには
同時に、無意識のうちに、
面倒だな、やりたくないな
と思ってしまっているはず。つまり「無意識」に負けてしまうんです。
なので、何かを続けるためには気持ちでなんとかするのではなく
意識せずに続けられるシステムを作ることを考えるべきなのです。
難しくはありません。すでにあなたはこのシステムを持っています。
歯磨きとか、食事とか、「やろう」と意識してやるというよりは習慣としてやっていることがあると思います。
これに紐づけてやるのがコツです。
例えば、歯磨きをする前にストレッチする、という具合です。
朝コーヒーを飲んだら腹筋を10回するとか
風呂に入る前に本を5ページ読むとか
できるだけに具体的にした方がやりやすいと思います。
とにかく、気分が乗ろうが乗らなかろうが既にある習慣にぶら下げて少しやるシステムを作れば自然と続けられるようになります。
2.習慣化には時間がかかる
習慣化にはある程度まとまった期間が必要です。
行動の習慣化には21日かかるそうです。
3週間ですね。脳は変化を嫌うらしいので徐々に慣れさせていく必要があるということでしょう。
3週間というと、やってみると意外と長いです。
途中で挫折することもあると思います。そのため、あらかじめやることを決めてあげた方が成功率が高いです。
わたしは紙に書いて良く見る場所に張り付けてます。
この際、肯定的な文で書くようにしています。
お菓子を食べない → スナック菓子を食べたくなったらナッツを食べる
二度寝しない → 目が覚めたら大きく伸びをして起き上がる
という感じです。
1.で紹介した潜在意識ですが、否定形を認識できないと言われます。
そのため、「お菓子を食べない」としてしまうと、潜在意識には「お菓子を食べ」ることが刷り込まれていき、頭の中が「お菓子を食べる」でいっぱいになってしまいます。
その結果、お菓子を食べてしまうんです。
不思議ですが、潜在意識とはそういうものだと思うことにします。
なので、肯定的な言葉を使います。そして具体的に。
内容にも寄るかとは思い言いますが、習慣化された行動を起こす場所に紙を貼ると効果的ですね。
「風呂に入る前に本を5ページ読む」と書いた紙を脱衣所に貼って、読みたい本を置いておけば完璧ですね。
こんな感じでやれば習慣化していくことができるでしょう。
ただし、脳は変化を嫌うらしいので、一度にたくさんのことを習慣化するとうまくいかないかもしれません。
欲張らず、1つづつ確実にやっていきましょう。