突然ですが、今、充実していますか?
何を言っているんだ、と思われた方はここで閉じていただいて構わないと思いますが、
あんまり充実してないな、と思った方はちょっと待ってほしい。
その充実感は「やる気」に左右されていませんか。
もしそうならここに書いてあることが役に立つかもしれません。
まずは「やる気」がある状態の自分を思い浮かべてください
その「やる気」の原動力は何ですか?
もしかしてそれはご褒美だったり、他社からの評価であったりしませんか
あるいは、劣等感や何かに勝ちたいという気持ちではありませんか
これらがダメだというつもりはありません
立派な原動力だと思います
しかし、頑張って達成したあと、喪失感がありませんか
それだけなら良いのですが、燃え尽きてしまっていませんか
そして、燃え尽きた後、次に進めていないのではありませんか
かつて私もそうでした。
頑張るぞ、と思い、努力し、時間をかけ
目標を達成したことも、もちろん途中で挫折したこともあります
このような経験の中、考え方を変えるといくぶんか楽になることが分かったので
その考え方を紹介したい
やる気が出ない時って無意識のうちに言い訳や比較をしています
今はいそがしいから、頑張ってもあの人には勝てないから、
周りは楽しているのに、何の意味があるのだろうか、などなど
この状態だと自分に意識が向いていないんですよね。
このときに誰か、自分のことをよく理解してくれている人が自分を認めてくれるような言葉をかけてくれれば、多くの場合やる気が復活して頑張れるはずです。
しかし、なかなか都合よくそんな人が近くにいない場合には
なんとかして切り抜けねばなりません。
そんなときはまず、自分のやってきたことを書き出してみてください。
必ず、書いてください。
なぜ書くのかというと、客観的に考えるためです。
案外、人は二つのことを同時にやれません。
そこで、事実を思い出すことと考えることを分けるために
一度書き出して、思い出す必要がない状態を作るのです。
そして、書き出したことを認めてあげてください
「よく頑張ったね」と声に出してもいいでしょう。
次に、何のために頑張っているのかを思い出だしてください
資格を取りたい、お金を稼ぎたい、有名になりたい、などそれぞれの事情があるでしょう。
これも書きましょう。
こうすれば意識を自分に向けることができます
そして、迷ったら今書いてある、「ここ」に帰ってくることを覚えておいてください
帰ってきたときには、今一度、自分が達成したことを書き足して
かつての自分との比較をしましょう。
これを繰り返せば自然と自分に意識を向けられるようになります
すると、不思議なことに「やる気」に振り回されることがなくなっています
きっと、「やる気」に振り回されているときは
他者を自分のものさしで測っているときなんだと思います