投資を始めてから、時々投機的に遊ぶこともあって最近分かってきたことがある。
投資に勘は役に立たない。
本当に株を始めたばっかりのころは
身近な商品や知っている企業から選んで、少額では購入できないなーと思いながら
それなりに安い銘柄を選んでいた
少し利益が出てきて、調子に乗って、
なんとなくいけそうな(根拠はない)感じがするー
とか言ってテキトーに買った銘柄で失敗して
利益をほとんど吹き飛ばして
時にはマイナスも経験して
多くの人が経験しているようなことを同じく経験してきた
例にもれず、そこからちゃんと勉強しようと思ってやり始め
おそるおそる理屈考えた銘柄を買って
そうしたらやはり、残念ながら想定通り
利益は少しずつしか出ない
たまに、あの頃の(悪しき)瞬間的な利益を味わいたくて
3回に1回くらいしか勝てずに
マイナス積んで
コツコツ貯めた利益を失う
これの繰り返しとは行かないので
少しずつ改善して分かってきた
投資をするなら数字、ギャンブルするなら勘を信じよう
ここで、
投機的に買ってもうまくいかないからちゃんと勉強しましょう
みたいな説教めいた話だと思って欲しくはない
勘は意外と大事である
ギャンブルはその時の気が大切で、
じっくり考えてやったのでは上手くいかない
投機的にやるなら、勘を信じたほうが良い
意外とうまくいく。
思ったらすぐ行動
もたもたしてはいけない
そして、投機的に買った銘柄は長期保有しないのがわたしのやり方
勘で買ったのだから、気の流れで買ったのだから、
その後どうなるかについては
買った際には考えていないはずだ
それこそ、その企業の業績だとか
財務状況だとかを確認せずにやるのが投機、つまりギャンブルだと思っている
こうやって買う銘柄には共通点があって
なんか株価に勢いがある
狙い目はゴールデンクロスの3日後だと思っている
3日後まで上がってきている銘柄は大体一度利確売りと思われる陰線が出る
そして、このあたりで伸びている銘柄と認識する人が多くなるので
参加者が増える
こうしてしばらくは株価が上がる
定期的に利確売りの日が来るが
最長で2週間くらいは伸びが出ることがある
上昇の傾きが落ちてきたらそこで売って出てしまう
短期決戦にする
株価がこういう動きをしているときは
この後さらに上がることもあるが
結局始めの上昇天井の株価に落ち着くように思う
これはわたしの経験から来るものなので
動きの違う銘柄もあるだろう
これに対して
投資を考えるなら数字を見るべきだ
投資的に考えている銘柄は3か月を基準期間にしている
3か月ごとに状況を見直して
持ち続けるか、売るか、買い増すか考える
投資をするときは決算短信や財務諸表をよく吟味する
ちゃんと利益を上げているか
資金を回しているか
投資にお金を使っているか
明確なビジョンがあるか
業種にもよるが、ホームページが見やすいかも
わたしは項目に入れている
割安株だと嬉しいのだが
そこまで重要視はしていない
とにかく、数字でじっくりと判断する
納得がいくまでは買わない
時には、様子を見てタイミングを計ることも大切だと思う
また、投資をするときは少しの損失は気にしない姿勢が大事
ちょっと減ったからと言って狼狽売りなんかすると
手数料と損失がかさんでいくだけ
そうならないように
しっかりと調査して買う銘柄を選ぶ
最後に、投機的な手法と投資的な手法を組み合わせると悪手になる
数字を見て、決めたはずなのに何となく売買してしまったり
勢いで買ったのに長く持ってしまったり
これらはあまりいい方に働かない
気付いたら損失が大きくなる
これは心の動きに支配されている状態だと言える
株価は必ずしも業績に連動するわけではない
どうしても予期しない動きをすることがある
大株主が急に現金が必要になって一気に売り出していたり
企業間でやり取りがあったり
そういったことまで考慮はできないので
心の動きではなく
投資なら数字
投機なら勘
を信じてやっていくのが良い