こんにちは。
「寄り道しるべ」にようこそ。
ここでは日々の生活を少しでも良くするような情報を発信しているよ。
読者の方にためになったと思っていただけると嬉しい。
最近、おうち時間が圧倒的に増えて自炊のレパートリーを増やそうと努力した結果見出したことを書いておく。
自炊のメリットは間違いなく節約なのだけれど、1人暮らしの場合は課題が多い。
まずは時間的なコスパがあまり良くない。
1人分の食事を作るとき、消費者に対するかかった時間の割合を取ると使った時間を1人で消費したことになる。
例えば20分で1人分作った時は
20分÷1人=20
になると考える。
2人で暮らしていれば、量が増えることをいったん無視すると
20分÷2人=10
となるので1人あたりのコストは半分になる。
つまり、2人分一気に作った方がコスパが良い。
さっき無視した「量が増える」を考慮しても値が20よりは小さくなる。
人数が増えれば増えるほど、扱う量は増えるものの、一気に作った分コスパは良くなるのでお得である。
じゃあ1人なら外食の方が良いのか。
時間的には外食の方が得だと思う。
自身が払う時間コストはゼロだし、毎食違うものを食べることもできるので飽きがこない。
でも割高になる。外食で支払う金額は単に食材の合計金額ではない。
調理する場所、食べる場所、食器、電気代、水道代、ガス代などなどそのお店が払っている費用の一部を負担することになる。
家賃を極限まで下げて、家にほとんど居らず、安い店で毎食済ませるという生活スタイルなら一番の節約になるのかもしれない。
そこまでしたくない場合はやはり自炊の方が良さそうだ。
2つ目の問題点はスーパーだ。
スーパーではどうしても家族単位の量で買うことになってしまう。
1人用だったり一食分だったりの商品もあるが、それではあまり安くならないので節約の観点からは好ましくない。
外食よりは安いけど、ラインナップにも限りがある。栄養も偏る。
かといって量のあるもので種類を揃えてしまうとパンクする。
賞味期限が少し過ぎたくらいなら気にしない人もいるが
腐らせてしまっては意味がない。
何よりもったいない。
3つ目の問題は冷蔵庫だ。
スーパーとも関連するが、買い物して帰ってきても保存できるスペースが少ないと困る。
1人暮らし向けとされている冷蔵庫ではとても足りない。
調べてみると1人暮らしでも自炊をよくする人は2~3人用の冷蔵庫を買っているようだ。
それなりに大きい冷蔵庫になるので1人暮らしセットになっているような、上に電子レンジを置く、みたいなことはできない。
そうなるとスペースが余計に必要になる。
狭い部屋だとこれはかなり苦しい。
これらの問題点を解決しつつ、自炊で節約をするコツは下味冷凍だと気づいた。
あらかじめ作るものを決めておく手間はあるが、ものによっては2週間分一気に用意できるので楽である。
週末の時間を投資しておけばしばらく食事に困らない。
実施するには冷蔵庫を冷凍室の大きなものに変える必要があるかもしれない。
実際、下味冷凍をやるようになると、冷蔵部分はほとんどいらない。
あるいは、冷凍庫を別に買ってもいい。
とにかく大きな冷凍スペースを確保しておけばよい。
あとは下味調理に使う袋と密閉できるジップロックのようなものも用意する。
深めの容器に袋をセットすれば液体でも簡単に取り扱えるので便利である
わたしが良くやるのは鶏肉や豚肉を
みりん:酒:醤油=2:2:1
の割合で混ぜたものにつけるもの。
ショウガをすって入れておけば生姜焼き風になるし
これににんにくを足しておけば唐揚げが作れる
当日の朝に冷凍庫から冷蔵庫に移動させておけば夕食時には焼くだけの状態にできるし
レンジで解凍しても良い。
味付けは既に済んでいるし、いちいち包丁とか、調味料とか出す必要もないし、味付けが済んでいるので焼くだけ。
お米を炊いてすぐに冷凍しておけば、レンジで温めるだけで出来上がるので
肉を焼きながらお米をレンジというやり方ならかなり短い時間で食事にありつける。
野菜なんかはすぐ食べられるように切って、塩とレモン汁少々で揉んでおくとバランスもとれる。
冷凍してある野菜もレンジですぐに温野菜にできる。
魚もちゃんと処理しておけば1週間くらいは大丈夫なのでレパートリーも増やせる。
冷凍さまさまである。